帝王切開分娩と3歳中国児童のむし歯リスク
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今回のテーマはこちら。
帝王切開分娩と3歳中国児童のむし歯リスク:後ろ向きコホート研究
要約
背景・目的
- 帝王切開(CSD)は、細菌叢に影響を与えることで、子どもの長期的な健康に影響を与える可能性がある。
- 3歳未満の中国の幼児におけるCSDと早期児童期のむし歯(ECC)の関連性について研究することが目的。
方法
- VD群とCSD群に分け、CSD群のECCの割合と重症度を調査。
結果
- CSDは、3歳未満の児童においてECCのリスク因子であることが明らかになった。
結論
- 歯科医師は、CSD児童のむし歯の発展に注目するべきであり、産科医師も過剰かつ不必要なCSDを防止する必要がある。